鍋谷スト日記 (nabetanisuto)

1968年生まれのオッサンローディー。6年間のインドネシア海外赴任を終えて落ちぶれた体を元に戻すべく奮闘中!鍋谷ストの名前は大阪-和歌山間の鍋谷峠でジテツウしていた事に因んで付けたけど、引越してからはR310金剛トンネルでジテツウ…既に何も因んでないがそのまま鍋谷ストでw  病んでる心臓を労わりながらボチボチ走ってます。

高取山 戦国ヒルクライムレース

いよいよ決戦の日。週間予報では晴れだったのに直前になって雨に変わる(怒) 
初ロードレースが雨とは…ついてないや(涙) でも雨と分かっていればそれなりの準備も出来るので気持ちを切り替える。
朝4:30起床で軽くストレッチした後、20分だけローラーで心拍150upまで上げとく。
現地に到着してもまだ雨は止んでないので屋根のある場所を探し、丁度清掃車の駐車場に少しスペースがあったのでそこに駐車。
またローラーで20分、心拍155まで上げる。そしてスポーツバルムのイエローをタップリめに塗りこむ。
開会式が終わって各グループ毎にスタート地点に移動。これに相当の時間を費やし、アップした足を冷やしてしまう…
更にスタート地点でも待ち時間が相当ありアップはリセットされてしまう。
条件はみな一緒なのでいいが雨天でこの待ちは選手にとっては宜しくない。第二回目からは改善してほしいところだ!




いよいよスタート。ゼッケン100番台(10名ずつ)から1分間隔で200番台、300番台というふうにスタートして行く。
私は801番なので前には約70人が走っている事になる。一人で走ると自分自身を追い込めない軟弱者の私にとっては好都合である。
そうこうしてる間に800番台スタート!すぐに810番の選手が飛び出す。


壺坂の山道に入るまでは最大心拍の85%に抑える作戦だったのでその範囲内で付いて行くことにする。
後続は追ってこないので810番との二人旅となる。2分程で先頭交代し壺坂の山道まで引く。
そして左折して山道へ上がるところで810番が重めのギアで抜いて行く。


この人に付いていけないと入賞はないと思い、ケイデンスを上げて離されないように一定間隔で付いていく。
810番がかなりトルクをかけてダンシングを多用していたので、この先にある下り後の折り返しての激坂区間
「絶対に脚にくるはず、そこで勝負!」とここは我慢。時々私を確認しながらダンシングでペースを上げて揺さ振ってくる。


ここで離されると一気に行かれるので一定間隔をキープし、いよいよ下りが見えてきた。
下りで810番との間に他の選手に入られると厄介なので間隔を一気に詰めて下る。
折り返しの上りはそんなにキツくないので下がった心拍を整えつつ810番をマーク。
そして右折して元の山道に入り、傾斜はMAXになる。ここで相当の選手がペースダウンしておりアタックには絶好のタイミングとなった。


路面はヘビーウェット+枝の散乱でダンシングでは無理と判断し一気にケイデンスを爆発させる!
ケイデンス90〜100で人の間をすり抜けて行く。アタックが決まり差は15m程ひらいたが完全には振り切れていないまま進んでいく。



激坂区間が終わりこの先はフラット〜緩い下りになるのでモタモタしてると差は詰まるのでここが勝負所という思いで攻める!
ウェットのタイトコーナーで転倒=崖下のリスクを無視!ゴールは近い!近い…ん?…完全にゴール位置を見誤っていた(涙)

ゴールはまだ200m先だった…しかも激坂ありの!とりあえず振り返って810番を確認し、見える位置に居なかったのでもがく事もなくゴールする。
同じ800番台ではトップだが同カテゴリーは他にも居てるので順位は分からない。
とりあえずはゴールした皆さんと談笑しながら高取の城跡へと上がる。登山道でかなり上がる。

下らせてもらうのに相当な時間を城跡で潰す事に。丁度その時、シ〇ベス〇のコヒラさんと少し話しが出来た。
常人離れした話で楽しく時間を潰せた(笑)

役場に戻ると見覚えのある方から声を掛けられる。一度シ〇ベス〇水越朝練でご一緒させてもらった通称ワタリンさんだった。
色々談笑しながら十三峠での再会を誓う。

レース結果はタイムが23分20秒でカテゴリーC-2で優勝。総合でトップと74秒差の6位でした。




最大心拍170
平均心拍162
やっぱり追い込めてないなぁ…

リザルトです(http://www.nara-cycling.org/takatoriyama2009_result.html