鍋谷スト日記 (nabetanisuto)

1968年生まれのオッサンローディー。6年間のインドネシア海外赴任を終えて落ちぶれた体を元に戻すべく奮闘中!鍋谷ストの名前は大阪-和歌山間の鍋谷峠でジテツウしていた事に因んで付けたけど、引越してからはR310金剛トンネルでジテツウ…既に何も因んでないがそのまま鍋谷ストでw  病んでる心臓を労わりながらボチボチ走ってます。

TIME ZXRS BB30トラブル    

以前乗ってたS-WORKS SL4 のBBと同様に音鳴りに悩まされる…
いろんなブログでも紹介されてる(叩かれてるw)から細かく書かないけど、
作る側の空想のメリットだけを追い求めてあっさり商品化…


な〜んて事はどーでもええけど、気持ちよく乗れるフレーム作ってちょ。



S-WORKS SL4 の音鳴りも最終的にはロックタイトでガチ固めで解消ww
でもこのZXRSはBB30を68ねじ切りにするしかないんでしょうかね?



でも、インドネシアでそんな改造なんて恐ろしくて出来まへんw
なんせ信用してませんからww


で、我慢して乗り続けていたらエライ目に遭いました…
いつものようにMilagroライドでBogor往復予定でした。

Bogorのマクドインドネシアではマクディーって言うらしい)で休憩して折り返すんですが、
メンバーのポーランド人?が立て掛けていた私のTIMEを倒してしまいました(泣)


まぁ、仕方ないや!って思い、復路の高速バトルを楽しみにスタート… ん?…
クランクの回転がおかしい… 明らかに偏芯して回転しとるがな(-_-)

SRAM REDのカーボンクランクがママチャリの鉄クランクみたいに曲がる訳ないし、
BBがやばい事になってるに違いない…


帰ってからバラしてみよう…って思ってたら偏芯がドンドン大きくなり、
ものの3分もしたらフロントギアが勝手にインナーに落ちたりアウターに戻ったりwww


アカン、リタイヤやわ!!!
自転車から降りて確認したら、BB部分がガコガコ左右に5mmくらい動きよる(T_T)
ってことでMilagroサポートバイクの後ろに乗せてもらい、前方を走ってるサポートカーを追いかけてもらう。
フロント三角に右肩を入れてシクロ担ぎをしてたんですが、TIME ZXRSのトップチューブ裏側って
尖ってるんですよね… それが痛いのなんのって!!! 
肩に突き刺さる痛さを耐えながらバイクの後ろに跨りサポートカーを追う、追う、追う…  追いつかんがな(号泣)


サポータライダーに『休憩するか?』って聞かれたけど、そんなことしたら追いつかんから
『Gak usah!』(休憩なんて必要なし!)と言ったら飛ばす飛ばす!!

バイクや車の間をすり抜けるように飛ばしてくれるのはええんやけど、担いでる自転車がすり抜ける際に
バイクや車に当るのよ… 当たるくらいならまだしも、もし引っ掛かったらワチ…TIMEもろとも落ちるんですけどww

で、後続にひかれて死ぬんですけどwww ってなことを考えながら苦痛に耐える。



なんとかサポートカーに追いつき、車にTIMEを積んでジャカルタまで帰ることができた。
家で軽く見ただけでもBBのベアリングがないように見えるwwっておいおい(-_-;)
インナーレンチくらいしかもってないから、買ったお店に連絡したら、組み付けが出来る店員がいないから
他所で見てもらえって言われる。(まっ、こっちでは普通の回答やけどw)


で、近所のショップに持ち込んでビックリ!!

ベアリングの入り過ぎを止めるストップリングが初めから入ってないじゃないですか(ー_ー)!!



コイツね。


よく今まで平気で乗れてたもんだわ。
要は倒れた時にクランクに衝撃が掛かってベアリングがBBシェル内に落ちたですわ。
一気に落ちたんじゃなく、少し奥にハマってクランクの芯がズレて偏芯を起こし、
走ってる間にドンドン奥に入り、最終的には全入りした訳ね。


とりあえずベアリングも特に異常はなくそのまま使用し、足らずの部品(ストップリング)を
買って、工賃込でRp100,000 (800円くらい)払った。

ここのショップも作業は適当で専用工具もなく、プラハンでパンパン叩いて外して、パンパン叩いて入れてた(-_-;)


完全帰任した際にはTIMEを入院させよう、そうしよう。。。




で、翌日ライドには問題なく走れるようになりました。
以前より大きいBBの音鳴りと共にww

めでたし、めでたし。。。